TWEED RUN TOKYO 2014 イベントレポート

あのLondon ツイード ランが再び東京にやってきた!
2009年2月に、かのセヴィルロウに集まった粋な紳士達が、ツイードを着てロンドンの街中を自転車で走ったことが始まり。その小さなゲリラ的イベントは、翌年には500人の希望者が集まり、その後世界をも魅了してやまず、グラスゴーなど英国内はもちろん、NY、フィレンツェ、ビクトリア(カナダ)、シドニーなど、今や世界各国で独自に開催されています。本家ロンドンでは、毎年4月に恒例開催され、今や参加もままならない競争率の高さとなっています。


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この日、交通ルール指導をしながらリード役をされたバイク便のプロ☆の方(写真左下)もツイードでオシャレ!

“ツイードでお洒落をして、自転車で楽しく街を走ろう~♪“のシンプルなテーマのもと、メルセデスベンツ ファッションウィークTOKYOの関連イベントのひとつとして開催された、今年で3回目の”TWEED RUN TOKYO 2014”。10月19日9:30AM、お天気にとても恵まれた日曜日、東京外苑前いちょう並木前 シェアードテラスに集まった、日本の紳士&淑女達。 ドレスコードのツイードアイテムを身につけたお洒落好きさん達が勢揃いしました。

ロンドンと比べると、TOKYOでは男性の比率がかなり高く、女性は約2割程度?といったところ。男性は若者からお洒落オヤジ(笑)といったオシャレ強者世代まで幅広く様々といった感じでしたが、女性は20~30代の比較的若きレディが中心でした。そこに、ファッション界における日本の中心層が表れているように感じました。ブルックスのサドルやバッグなど英国のバイクアイテムにも拘った自慢の自転車や、乗り慣れた愛車と共に、ツイードをテーマに英国調スタイルでキメた皆さんの気合は十分。


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実行委員長である㈱ユナイテッドアローズの栗野氏によるオープニングの御挨拶と、さすが日本らしく交通ルールについての説明などがあり、いよいよ自転車ライド~♪ルートは、シェアードテラスを出発し、桜田門~ミッドタウン~シェアードテラスに戻ってくるという10キロのコースで、昨年よりも2キロ距離を伸ばし、かつ全体的にフラットで走りやすく景色を楽しめるコースを選ばれたのだとか。

10人ずつ1グループとなって、順番にスタート。巨大ユニオンジャックフラッグでスタートの合図を切ったのは、今回のゲストである、マルコ ケアンズ氏。英国のストリートカジュアルブランド ザ・ダファー・オブ・セントジョージ のクリエイティブディレクターです。1984年にロンドンで上質なアメリカンヴィンテージクローズとアンティーク扱う会社を設立、お店を立ち上げた伝説メンバーの1人。ブランドの30周年を記念する記念すべき今年、TWEED RUN TOKYOに参加となりました。


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そして、ファッション界の重鎮、世界のカリスマも、なんとこの日の特別ゲストの1人でした☆ 残念ながら英国ではなくアメリカからですが(笑)、ニック・ウースター氏。ニーマン・マーカスや、バーグドルフ・グッドマンなどでキャリアを積んだあと、昨年独立してコンサルタントに。ファッション界のカリスマであり、SNSを通じ一般にもその個性あるスタイルが人気となりブロガーのアイドル?ともなった、いわば世界一カッコイイちょい悪オヤジ☆ この日は、全身グレーでまとめた、シックでおとなしめなスタイル?だった気がしますが、デッキシューズも同素材のツイードでした。

ノルウェーからは、レインファッションをクリエイトするブランドNorwegian Rainのデザインデュオ。(両端の2人)そして真ん中はGitman Vintageのディレクター。世界各国からゲストが出席するのも、ファションにおいてインターナショナルな東京らしいですね。


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全てのグループが無事戻った後、シェアードテラスでアフターパーティ☆
ザ・英国!的な、ティーパーティーではありませんでしたが、サンドイッチ、サラダにメインのお肉、デザートと、忙しくメニューが変わり、全て取り(撮り)きれなかったほどの美味しいケータリングが用意されていました。テラス敷地内では、食事と共に、DJや、昨年アビーロードスタジオで5作目のアルバム録音をした1966カルテットの演奏もあり、イチョウ並木通りには、コーヒーショップ:ナタリーのTOKE & COME AGAIN、自転車屋さんW-BASEに、ラベンハムやブルックスなど英国ファッションアイテムを扱うBRITISH MADEなど、マルシェでも楽しめました。


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最後は、参加者の皆さんドキドキの、“ベストドレッサー”の発表が行われました。スポンサー各社による、『TIMBUK2:ティンバックツー賞』(ツイードのバッグが賞品)、『ケント・アンド・カーウェン賞』(賞品:タータンチェックのダッフルコート)、『Jプレス賞』(賞品:BIKEと編まれたニット)に加え、ニック・ウースター氏が選んだ『TWEED RUN賞』、そして最後のトリは、ユナイテッドアローズ栗野氏による『ベストドレッサー賞』(賞品:同社のタータンストール)が発表され、唯一の女性が選ばれました。

なによりロンドンTWEED RUNの基本精神、楽しもう~!は、この日参加した誰もが持ち、感じたと思われました。日本では最近、改造自転車や交通ルールの問題など考えるべきところが多い自転車でありますが、むしろその点を、TWEED RUN TOKYO 2014ではイベント目的として強く掲げられていたのも印象的でした。本来の意図がシンプルだからこそ、開催する国の文化や慣習によってイベントの目的やスタイルが異なって存在しえること、それが世界でも人気となりえた理由であり、ツイードランの素晴らしいところでもあると思います。今回垣間見ることができた、日本のTWEED RUNスタイルとは、規律正しくファッショナブルに楽しむこと♪でした。交通量が多い東京でも、安全かつ楽しく、便利でエコな手段である自転車の魅力を再発見、そしてただただ便利なものであるだけでなく、ちょっとオシャレしてみると気分も上がって、いつもの自転車散歩がより楽しくなること間違いなし☆です。


文&写真: にしぐち瑞穂(英王室キャサリン妃研究家、コラムニスト、スタイリスト、http://happymizuhoblog.blogspot.jp/

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