映画で楽しむ英国紅茶の世界② ~「巨象の道」~

2014/07/23 Written by

エリザベス・テーラー主演の映画「巨象の道」は、OLD映画ファンには根強く愛されている作品です。映画の舞台は英国植民地時代のセイロン(現スリランカ)。紅茶栽培で財をなした一家の若き当主が、花嫁捜しに英国に帰国するシーンから物語は始まります。ロンドンの本屋で働いていたルースは、彼に一目惚れをされ、玉の輿に乗りセイロンに渡ってきます。


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初めて見るセイロンの広大な自然、そしてどこまでも続く茶畑に、ルースは「紅茶はリプトンの黄色い缶で作られているものだと思っていたわ」と笑います。自然の中での優雅なピクニックシーン、新婚カップルは幸せいっぱい。ルースが夫の職場である紅茶工場を訪ねるシーンでは、お茶摘みされた生葉が紅茶になるまでの一連の工程が映像で見られます。

そんな2人の新居は、紅茶工場の近くに建てられた夫の亡き父が残した屋敷でした。この家のインテリアがまた素敵! そして広い! 何と室内でポロを楽しんでしまうくらいなのです。しかし何不自由ない生活にも関わらず、ルースは次第に孤独を感じるようになります。夫は仕事、そして農場主同士の付き合いと忙しく、かつ家の中をしきろうとすると、亡くなった先代が作った古風なルールを守らなくてはいけないと、古くからの使用人に咎められてしまうのです。孤独感を強めたルースは紅茶の技師である男性に心を許すようになり、英国に帰国する予定の彼とともにセイロンから去ろうと思案し始めます。しか茶園にコレラが蔓延し労働者達が次々と倒れて、タイミングを失います。さらに干ばつによる飢えに苦しむ象たちが、水飲み場を求めて大行進を始める気配が。1時間半の短い映画なので、怒濤の展開が待ち受けています。英国、そして紅茶好きにはなかなかツボな内容ですので、ぜひ見てみて下さい。


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スリランカには植民地時代に茶園の農場主達が生活していた屋敷が多く残されています。その一部は現在ホテルやレストランなどに改装されて、かつての農園主気分でアフタヌーンティーも楽しめます。この映画をきっかけに、スリランカにも興味を持って頂ければ嬉しいです。


文&写真 : ChaTea紅茶教室(http://tea-school.com/

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