イギリス住宅の魅力 ~リージェンシー・スタイル~

Regency Style(リージェンシー・スタイル)。初めて聞く方も多いかもしれません。リージェンシー・スタイルはジョージアン・スタイルとそれほどかけ離れておりませんので、私自身、レイト・ジョージアンに含めてご説明をすることがほとんどです(本国の様式の本でもジョージアンに含めているケースがあります)。


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今回は、そのリージェンシー・スタイルについてご紹介します。リージェンシーとは、英国の摂政期(せっしょうき)のことで、英国王ジョージ3世が1811年に病に倒れ、長男のジョージ4世が代わって政治を行った期間(1811~1820年)のことを指し、ジョージ3世の死後、正式に在位した1820~1830年を足した期間(1811~1830年)の様式をリージェンシー・スタイルと言います。名前の由来は、ジョージ4世がPrince Regent(プリンス・リージェント)と呼ばれていたことから名づけられました。リージェンシーは、ジョージアンの直後の非常に短い期間のスタイルですので、その特徴はジョージアンとも次のヴィクトリアンとも共通部分が多いです。

まずは外壁から。外壁はスタッコ(塗り壁)仕上げが基本で、1階部分には石積み調のラインが入っています。


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窓はジョージアン・スタイルに引き続き上げ下げ窓が使用されていますが、リージェンシー・スタイルでは、丸い曲面の壁に窓の付いた「ボウ・ウィンドウ」が新たに付加され、流行しました。レイト・ジョージアンで流行した巨大なピラスター(付け柱)も引き続き好んで使用され、これらにより、ジョージアン・スタイルにさらに優美で華やかな印象が加わっています。

また、外に出られる奥行きを持つアイアンのバルコニーは、この時代に生まれました。写真のような屋根付きのタイプが特に流行し「Pagoda-style(パゴダ・スタイル)」と呼ばれています。これは中国からのデザインで、どことなくオリエンタルな雰囲気を持っていますね。


文&写真 : 小尾 光一(コッツワールド代表、http://cotsworld.com/

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