アンティーク ~ヴィクトリア朝に発達した「衛生陶器」~

2014/04/02

衛生陶器というと、日本ではTOTOやニッコーなどが有名ですが、英国では日本より100年近く前から「衛生陶器」に注目が集まりました。1815年に創業したロイヤルドルトン社は水道管や、洗面台、バスタブ、トイレ、湯たんぽなどを、病院をはじめとした公共施設に納品したことにより発展をした会社と言われています。当時の上流階級の人々は、こぞって自宅に水洗トイレを導入します。各メーカーは、豪華絢爛な上流階級の邸宅にふさわしい美しい衛生陶器を製造するようになります。そしてヴィクトリア朝後期には、中産階級の家庭にも普及するようになります。1878年(明治11年)に建築された湯島の旧岩崎邸にも、ロイヤルドルトン製のトイレが設置されています。


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写真はCha Tea 紅茶教室の生徒様用の化粧室です。今でもこんなに可愛い衛生陶器が作られているとはさすが英国ですよね。英国の陶磁器産業の中心地スートク・オン・トレントの「グラッドストーン博物館」には、当時のトイレ事情を開設した展示もあるんですよ!機会があればぜひ足を運んでみて下さい。


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Photo&Text:
ChaTea紅茶教室

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